DTM

DTM作曲の用語集やリズムジャンルなどをわかりやすく

DTM作曲を学んでいると

聞いたことのない楽ジャンルやリズムの種類

聞いたことのない用語などが出てきて難しいと思った経験はありませんか?

 

そんなジャンルやリズム、用語がわかればDTMは本当に楽しくなります!!

ぜひわからなくなったらこのページを見直してください!!

①Future bass(フューチャーベース)

Future bass(フューチャーベース)は、2010年代初頭に登場したエレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)のサブジャンルです。

 

Future bassの特徴

シンセサイザーの多用: 煌びやかでメロディアスなシンセサイザーの色が特徴的です。特に、スーパーソウと呼ばれる分厚いシンセサウンドや、コード進行にハーモニーを重ねる手法がよく用いられます。

 

多彩な色: サウンドデザインに重点が置かれ、様々な色が組み合わされます。

コード進行: 複雑で美しいコード進行が用いられ、楽曲にエモーショナルな雰囲気を与えます。

ボーカルチョップ: ボーカルサンプルを細かく切り刻み、メロディの一部として使用する「ボーカルチョップ」と呼ばれる手法が多用されます。

ドロップ: サビにあたる「ドロップ」で、シンセサイザーとドラムが一体となった力強いサウンドが展開されます。

多様なリズムパターン: トラップ、ハウス、ダブステップなど、様々なジャンルのリズムパターンが取り入れられます。

 

のような特徴が見られます!

Future bassの起源

Future bassは、2010年代初頭にオーストラリアのプロデューサー、Flume(フルーム)が発表した楽曲がその起源とされています。彼の楽曲は、従来のEDMにはない斬新なサウンドデザインとメロディセンスで注目を集め、Future bassという新たなジャンルを確立しました。

Future bassの代表的なアーティスト

Flume

Porter Robinson

Madeon

San Holo

Louis The Child

Future bassは、

今でも多くのアーティストによって進化を続け、EDMシーンにおいて重要なジャンルの一つとなっています。

K-POP

K-POPにもたくさん使われています

○Love Cherry Motion/ LOONA's Choerry

ドリーミーで可愛らしいシンセサウンドが特徴

○Roller Coaster/Chungha

エモーショナルなメロディと力強いドロップが印象的

○La Vie en Rose/IZ*ONE

華やかで美しいシンセサウンドとボーカルチョップが印象的

○Feel My Rhythm/Red Velvet

バッハの「G線上のアリア」をサンプリングした斬新な楽曲

○WA DA DA/Kep1er

エネルギッシュで中毒性のあるドロップが特徴

○After LIKE/IVE

グロリア・ゲイナーの「I Will Survive」をサンプリングした楽曲

 

最近では

Seven(feat. Latto)/ Jung Kook

Supernatural/ NewJeans

Armageddon/ aespa

Perfect Night/ LE SSERAFIM

 

などがあります!

Melodic Dubstep(メロディック ダブステップ)

Melodic Dubstep(メロディック・ダブステップ)は、エレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)のサブジャンルの一つです。

 

Melodic Dubstepの特徴

メロディアスな要素:

ダブステップの持つ力強いベースラインや激しいドロップ(楽曲の盛り上がり部分)に、美しいメロディーやエモーショナルなコード進行を組み合わせている点が特徴です。

これにより、聴き手に感情的な高まりや感動を与える楽曲が多いです。

多様なサウンド:

シンセサイザーの色やボーカルサンプルなどを効果的に使用し、楽曲に深みや広がりを与えます。

また、他のEDMジャンルやポップスなどの要素を取り入れることもあり、多様なサウンドが生まれています。

エモーショナルな雰囲気:

力強さの中にも繊細さや儚さを感じさせる楽曲が多く、聴く人の心に響くようなエモーショナルな雰囲気が特徴です。

ダブステップとの違い:

従来のダブステップは、低を強調した攻撃的なサウンドが特徴ですが、メロディック・ダブステップは、よりメロディアスで聴きやすいサウンドに重点を置いています。

Melodic Dubstepの代表的なアーティスト

Illenium(イレニアム)

Seven Lions(セブン・ライオンズ)

Said The Sky(セッド・ザ・スカイ)

Adventure Club(アドベンチャー・クラブ)

メロディック・ダブステップは、その美しいメロディーとエモーショナルなサウンドで、多くのリスナーを魅了しています。

 

という特徴があります

Future BassとMelodic Dubstepの類似点

Future BassとMelodic Dubstepは、多くの共通点を持っています

電子を使用している。

大きなドロップへとビルドアップする。

ベースが重い。

 

最も重要な共通点は、ハーフタイムのリズムを使用していることです。これにより、スローでヘビーな感覚が生み出されます。

 

スーパーソーというシンセサウンドを多用する。

劇的にエフェクト処理されたボーカルを多用する。

ボーカルチョップを多用する。

うねるようなアルペジオを多用する。

サイドチェインポンピングを多用する。

広々とした感情的な雰囲気を重視する。

Future BassとMelodic Dubstepの相違点

Future BassとMelodic Dubstepの主な違いは、ドラム、ベース、コード、リード、ボーカル、そして全体的なフィーリングに現れます

ジャンル判別のための簡単な方法

どちらのジャンルか判断に迷う場合は、その曲がよりダブステップのように聞こえるか、それともトラップのように聞こえるかを自問すると良いでしょう。よりダブステップのように聞こえる場合はMelodic Dubstep、よりトラップのように聞こえる場合はFuture Bassである可能性が高いです。初期のFuture Bassは「メロディックトラップ」と呼ばれていたことも参考になります。

この情報が、Future BassとMelodic Dubstepの紹介ページを作成する上で役立つことを願っています。

トラップビート

トラップビートは、ヒップホップのサブジャンルであるトラップミュージックに由来するビートで、以下のような特徴があります。

 

ヘビーな808ベース: Roland TR-808というドラムマシンのサウンドを模倣した、深く響く重低が特徴的です。

 

高速なハイハット: 通常のヒップホップよりも速い、細かい刻みのハイハットが用いられます。

 

スネアロール: クリスピーで硬質なスネアドラムが、トリプレット(三連符)などで細かく連打されることが多いです。

 

ダークな雰囲気: 陰鬱でメランコリックなメロディーやコード進行が用いられることがあります。

 

ボーカル: ラップだけでなく、メロディアスなボーカルも取り入れられます。

K-POPにおけるトラップビート

K-POPでは、2010年代中盤頃からトラップビートを取り入れた楽曲が増え始め、現在では多くの楽曲でその要素を聴くことができます。K-POPにおけるトラップビートは、以下のような形で多様に表現されています。

 

パワフルでアグレッシブな楽曲: 強烈なビートとラップで、エネルギー溢れるパフォーマンスを演出します。

例:Stray Kidsの「God's Menu」、NCT 127の「Kick It」など。

 

クールでスタイリッシュな楽曲: 洗練されたビートとメロディーで、都会的でクールな雰囲気を表現します。

例:BLACKPINKの「DDU-DU DDU-DU」、ITZYの「WANNABE」など。

 

叙情的でエモーショナルな楽曲: ダークな雰囲気のビートに、切ないメロディーやボーカルを乗せることで、感情豊かな表現を生み出します。

例:BTSの「FAKE LOVE」、(G)I-DLEの「HANN (Alone)」など。

 

EDMや他のジャンルとの融合: トラップビートをベースに、EDMの要素を取り入れたり、R&B、ロックなど他のジャンルと融合させることで、新しいサウンドを生み出しています。

例:EXOの「Monster」、Red Velvetの「Bad Boy」など。

最近の傾向

最近のK-POPでは、より多様なスタイルのトラップビートが登場しています。例えば、ギターサウンドを大胆に取り入れたり、よりミニマルで洗練されたビート、あるいは民族楽的な要素と組み合わせるなど、その表現は進化し続けています。

 

トラップビートは、K-POPの楽的な多様性を高め、パフォーマンスにおいても強いインパクトを与える要素として、これからも重要な役割を果たしていくと考えられます。

レゲトン

レゲトンの特徴的なリズムパターン

レゲトンの最も特徴的なリズムは、「Dem Bow(デンボウ)」と呼ばれるキックドラム、スネアドラム、リムショットの組み合わせによる反復的なパターンです。

これは、力強く、ダンサブルなグルーヴを生み出します。

 

具体的なパターンの一例としては、以下のようなものが挙げられます(あくまで基本的な一例です)。

 

キックドラム: ドン、(空き)、ドン、ドン

スネアドラム: (空き)、パン、(空き)、パン

リムショット: チッ、チッ、チッ、チッ

 

この基本的なパターンをベースに、様々なバリエーションやパーカッションの要素が加わることで、楽曲ごとに異なる雰囲気のレゲトンリズムが生まれます。

K-POPにおけるレゲトンの取り入れ方

K-POPでレゲトンリズムが使われる場合、以下のような特徴が見られます。

 

ダンスミュージックとしての活用: レゲトン特有のグルーヴは、パワフルでセクシーなダンスパフォーマンスと非常に相性が良く、パフォーマンスを重視するK-POPにおいて効果的な要素となります。

 

楽曲の一部分での導入: 全体を通してレゲトンリズムが使われるだけでなく、サビやブリッジなど、楽曲の一部分にアクセントとして取り入れられることもあります。これにより、楽曲に変化やインパクトを与えることができます。
 

K-POPらしいアレンジ: 単純にレゲトンのリズムをそのまま使うだけでなく、K-POPのメロディアスな要素や、他のジャンルの要素と融合させることで、K-POP独自のレゲトンサウンドが作り出されています。

 

ラテンアメリカのアーティストとのコラボレーション: より本格的なレゲトンを取り入れるために、ラテンアメリカのアーティストとコラボレーションする例も見られます。

最近のK-POPでレゲトンを取り入れた楽曲の例

具体的な楽曲名をいくつか挙げると、以下のようなものが挙げられます。

LE SSERAFIM - ANTIFRAGILE: 楽曲全体にレゲトンのリズムが取り入れられ、中毒性の高いサビとパワフルなパフォーマンスが特徴です。

 

BIBI - BIBI Vengeance: ダークで強烈な雰囲気の楽曲に、レゲトンのリズムが効果的に使用されています。

KAI (EXO) - Rover: 官能的な雰囲気の楽曲に、洗練されたレゲトンのリズムが組み合わされています。

 

Super Junior ft. Leslie Grace - Lo Siento: ラテンポップとK-POPを融合させた楽曲で、レゲトンの要素も取り入れられています。

 

KARDの楽曲: デビュー当初からラテン楽の要素を積極的に取り入れており、「Bomb Bomb」や「Red Moon」などでレゲトンのリズムが特徴的に使われています。

 

これらの楽曲はあくまで一部であり、他にも多くのK-POPアーティストが様々な形でレゲトンのリズムを取り入れています。

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