声や楽器の音を出したときに、その音以外の音も実はなっています。
例としてピアノで「ド」の音を鳴らしたとします。
もちろん「ドー」と聞こえますが、
これはどういうことかというと、「ド」の音を鳴らした際、
「ド」の音に含まれています。
この1/2、1/3、1/4、1/5・・・の音のことを倍音と呼びます。
そしてその1/2、3/1、1/4、1/5の音とはピアノで言うと↓
1/2の音:1オクターブ高いド
1/3の音:ソ
1/4の音:2オクターブ高いド
1/5の音:ミ
この倍音が、どのように含まれているかによって、音色や声色は大きく異なります。
この倍音の含まれ方(倍音構成)は、楽器毎や、人の体、骨格のによっても変わってきます。
そのため同じメロディーを違う人が歌ったとしても、倍音構造は全く違うものになります。