バックビートは、4拍子の曲において2拍目と4拍目に重心(強いノリ)があるリズムのことです。
これに対し、1拍目と3拍目に重心があるリズムは頭重心と呼ばれます。
バックビートの楽曲は、頭重心の楽曲とは根本的にノリの性質が異なります。
バックビート習得の難しさ(日本人にとって)
多くの日本人は、音楽を聴く際に無意識のうちに頭重心で捉える癖がついています.。これは、教育や音楽業界の慣習による可能性があります。
そのため、バックビートの曲を聴いても頭重心で解釈してしまい、本来のノリを感じることができません。
バックビートを理解していないと、海外の楽曲や演奏を再現する際に「何か違う」と感じることが多く、演奏や作曲においても意図したバックビートを生み出すことが困難です。
海外の音楽大学を卒業した優秀な日本人でも、バックビートを習得できないことがあるほど、体感的な理解が重要です。
頭重心とバックビートの区別
音楽に乗る際の体の動きで、頭重心では1,3拍目で頭が下がり、バックビートでは2,4拍目で頭が下がる傾向があります。
手拍子をする場合、頭重心では逆V字の軌道になり、重心とは違うタイミングで手が叩かれ、バックビートではV字の軌道になり、重心の位置で手が叩かれます。
バックビートの楽曲では、2拍目と4拍目のスネアが重心に乗った深い位置で聞こえることが多いですが、頭重心の人はこの違いを認識しにくいです.
バックビートにおける重要な概念
間(ま)ポケット:バックビートの楽曲では、重心の位置で音が鳴っていない(または強調されていない)部分があり、これが独特のノリを生み出します. 頭重心の人はこの間を捉えられず、推進力を感じにくいことがあります。
パートごとのタイミング: バックビートの楽曲は、各楽器パートのフレーズ自体に強いノリがあるわけではなく、それらを2拍目と4拍目に合わせてタイミングをずらすことでバックビートのノリが生まれます.。頭重心の人が演奏すると、無意識に1,3拍目に合わせてしまうため、バックビートになりません。