高い声を簡単に出す方法！！苦手な高音をマスターしよう！ | ブログ | 大阪市、心斎橋、本町、四ツ橋のボイストレーニングはLillaミュージックスクール

高い声が出にくい原因として

○地声の筋肉が強すぎる

○息が多すぎる

○輪状甲状筋が動いていない

という三つの理由が挙げられます。

この3つの原因により要は高音にいった時に

声帯が重たくなってしまったり、

声帯が開いていってしまったり、

無理に力んだりして声帯が震えにくくなっているんです。

ゆえに高音が出なくなっています。

人によってこのどのタイプか見分ける必要はあるのですが、

要はこの三つの逆のことをすれば簡単に高音を出すことができます。

高音が苦手な人のタイプでこれが一番多いのではないでしょうか。

地声で“頑張って”張り上げることで「出した気に」なっているタイプです。

実は声は張り上げても決して高くはなりません。

“出している気に”なっているだけです。

大切なのは地声の筋肉と裏声の筋肉のバランスです

まずは張り上げるのをやめて、声が裏返っても良いのでリラックスして声を出してみてください。

案外簡単に高音発声のコツを掴むかもしれません。

次に多いのがこのタイプ。

息が多すぎることにより、本来高い声を出すときには声帯を【薄く軽く】していかないといけないのに、どんどん【厚く重く】なっていってしまっています。

それを治すために、口の前にろうそくの火があると思って、その火を消さないように声を出してみてください。

腹式呼吸の練習をして息が出過ぎないようにお腹の支えを作ってみてください。

練習していくうちにしっかりした声が出て、高音も出しやすくなることに気づくでしょう。

難しく聞こえるかもしれませんが、

輪状甲状筋とは喉仏を下に倒す筋肉で、この筋肉が働くことによって上記の声帯を薄く軽くできるのです。

そしてこの筋肉の正体は

「裏声を出すときに主役になって働く」筋肉です。

日本人の特に男性は日常生活でほぼほぼ裏声を出しません。

結果、この筋肉が働かなくなってしまっているかもです。

まずは裏声を出す機会を増やしてください。

そうすることで自然にこの輪状甲状筋は本来の機能を取り戻すでしょう。