まずウィスパーボイスの出し方なのですが、
アーモンドインチョコレート
を想像してください。(笑)
アーモンドがチョコレートでコーティングされていますよね。
そのようにして
しっかりした声を
【息】で
コーティングしてください!
そうするとウィスパーボイスになります。
その【息】をサビの力強い音に向かって
少しずつ減らしていきます!
そうすると音は力強く鋭くなっていきます!
そのようにして抑揚を作っていきます!!
まずこの『シャッター』は
♪君と見るはずだった花火が 夜の隙間を埋めてく♪
と優里さんの声と
このワンフレーズでもう聴いてる人はこの曲、優里さんの歌唱に引き込まれていきます。
圧倒的歌唱力ですよね。
このワンフレーズ!
めちゃくちゃかっこいい表現技法がたくさん凝縮されています!!
このフレーズの中で優里さんは
【しゃくり】
【グリスダウン】
【こぶし】
また
【ウィスパーボイス】
たくさんの装飾音符や、表現技法を使ってるので、真似して使ってみてください。
まず優里さんのかっこいいところとして、やっぱりなんと言いましてもあの誰もが惚れてしまう【声質】ですよね。
優里さん自身『ピーターパン』などのノリのいい曲などではエッジボイスをたくさん使った、かっこいいロックな歌い方をされるのが特徴なのですが、
この『シャッター』では
失恋の後悔を表現しているのでしょう。
そのウィスパーな声から、サビに向かって(後悔と自分への怒りを爆発させるが如く)徐々に声を鋭く、力強く出して曲に抑揚を与えています!
その抑揚の付け方を解説します!!
さて、また歌い始めの
♪君と見るはずだった花火が 夜の隙間を埋めてく♪
と言うフレーズに戻りましょう。
皆さんはこのフレーズのどの部分にどの装飾音符が使われているかわかりますか。
それをひとつずつ解説していきます。
まず、
♪花火がぁ♪の『がぁ』のところで【G(ソ)→A(ラ)】と音をしゃくっています!
これはわかりやすかったのではないでしょうか。
皆さんも真似してみてください。
そして
♪うめてく♪
の
『う』の部分で
【グリスダウン】と呼ばれる、装飾音符(一つ上の音から音を当てていく)が使われています!
よーーーーく聴いてみてください!!
【A(ラ)→G(ソ)】と音が動いてるのが聴き取れます!
これがめっちゃかっこいい!!!
是非是非マスターしてください!!!
そして最後
♪埋めてくぅ♪
の部分で
【G(ソ)→A(ラ)→G(ソ)→A(ラ)】
このように、
このワンフレーズだけでこの『シャッター』はこだわって歌われているのです!!