Vowel

を正しく使いこなして、もうワンランク上のかっこいい歌い方をマスターしよう!

よくう時に「母(あいうえお)」を大切にしなさい!

と言う言葉を耳にします。

 

あの宝塚劇団でも全ての言葉を母に直して唱練習する練習が必ずされてるそうです。

 

なぜ母が大事なのでしょうか。今日はその疑問について詳しく書きました。

の使い方をを正しくマスターして、もうワンランク上のを手に入れましょう!

なぜ【母】が大事なの?

まずなぜ母が大事なの?と言う質問に答えたいと思います。

 

突然なんですがの中心(符の中心)って

と母どちらにあると思いますか?

 

例えば『は(HA)』と言う言葉の

は「H」で

は「A」です。

 

 

これをピアノがある方はドを鳴らしながら

『はー』と言って見てください。

 

 

実は子「H」には程がないです。

 

程がありの中心になってるのは母の「A(あ)」です。

 

ですので子程を変えたりを膨らませたりするのって不可能なんです!

 

 

ですので僕がお勧めしたい歌い方

 

しっかりとと母を分けた上で

なるべく

は短くを変化させる!!

 

のをお勧めします!!

 

 

もしピアノがある人はピアノで【ドレミファソ】と弾きながら【はるがきた(春が来た)】とってみてください。

 

その時しっかり子と母を分けて、

は短く母を当てながら

  ・   ・   ・   ・   ・

Hあ Rう Gあ Kい Tあーーー

 

って見てください。

 

 

 

どうですか?

少し響きが綺麗になりませんか?

 

 

 

リズムを作り

をデコレーションして行く

 

 

使

 

と舌の位置の密接な関係

色は、主に舌の前後方向の位置(前後舌位)と、上下方向の高さ(狭広)によって決定されます。

これらの舌の位置の変化が、道の形状を変化させ、特定の周波数が共鳴する(フォルマント周波数)を作り出すのです。

 

日本語母の舌の位置(基本的な目安)

以下に、日本語の各母を発する際の舌の基本的な位置を示します。これはあくまで目安であり、個人差や発のニュアンスによって多少前後することがあります。

/あ/:

舌の高さ: 低い(広)

舌の前後: 中央よりやや奥

イメージ: 口を大きく開き、舌は口の底に比較的平らに近い状態で置かれます。奥歯のあたりが少し開くような感覚です。

/い/:

舌の高さ: 高い(狭)

舌の前後: 前

イメージ: 口を左右に軽く引き、舌の先は下の前歯の裏あたりに軽く触れるか、近づけます。舌の中央部分から奥にかけて、上顎に向かって持ち上がるような感覚です。

/う/:

舌の高さ: 高い(狭)

舌の前後: 奥

イメージ: 唇を丸く突き出し、舌の奥の部分が上顎に向かって持ち上がります。舌の先は、力を入れずに下の前歯の裏あたりに置かれることが多いです。「く」を発する時の舌の位置に近い感覚です。

/え/:

舌の高さ: 中間

舌の前後: 前

イメージ: 口は「あ」と「い」の中間程度に開き、舌の中央部分がやや上顎に向かって持ち上がります。「い」ほど高くはなく、「あ」ほど低くない位置です。

/お/:

舌の高さ: 中間

舌の前後: 奥

イメージ: 口をやや丸め、「あ」よりも少し狭く開きます。舌の中央から奥の部分がやや上顎に向かって持ち上がります。「う」ほど奥ではなく、唇の丸めも「う」ほど強くありません。

 

舌の位置とフォルマント周波数の関係

舌が高い位置にある場合(/い/、/う/): 道が狭くなるため、第一フォルマント(F1)の周波数が低くなります。

舌が低い位置にある場合(/あ/): 道が広くなるため、第一フォルマント(F1)の周波数が高くなります。

舌が前にある場合(/い/、/え/): 道の前の部分が狭くなるため、第二フォルマント(F2)の周波数が高くなります。

舌が後ろにある場合(/う/、/お/、/あ/): 道の後ろの部分が狭くなるため、第二フォルマント(F2)の周波数が低くなります。

 

ボイストレーニングにおける舌の位置の意識

正確な発: 各母の正しい舌の位置を意識することで、より正確で明瞭な発を身につけることができます。特に、曖昧になりがちな母の発を改善するのに役立ちます。

滑舌の向上: 舌の動きがスムーズになることで、言葉と言葉の繋がりが滑らかになり、滑舌が向上します。

の響きの調整: 舌の位置は道の形状に影響を与え、共鳴の仕方が変わります。意図的に舌の位置を微調整することで、の響きをコントロールすることができます。

高音のサポート: 高音域の発では、舌の過度な緊張は喉を締め付け、発を妨げる原因になります。正しい舌の位置を保つことで、リラックスした状態で高音を出しやすくなります。

 

舌の位置を意識したトレーニングのヒント

鏡を使った観察: 鏡を見ながら各母を発し、自分の舌の位置や口の形を観察してみましょう。理想的な舌の位置と比較することで、改善点を見つけやすくなります。

記号の活用: 発記号は、舌の位置や口の開き具合を視覚的に表現しています。発記号を参考にしながら発練習を行うのも効果的です。

ゆっくりとした発: 最初はゆっくりと各母を発し、舌が正しい位置に移動しているかを意識します。慣れてきたら徐々にスピードを上げていきましょう。

専門家による指導ボイストレーナーは、あなたの発の癖や舌の位置を的確に把握し、改善のための具体的なアドバイスを提供できます。

 

まとめ

色は、舌の位置によって大きく左右されます。各母の基本的な舌の位置を理解し、意識的にコントロールすることで、より正確で美しい発、そして豊かなを手に入れることができるでしょう。フォルマント周波数と合わせて、舌の位置にも意識を向けてトレーニングに取り組んでみてください。

英語の母

英語の母の特

英語の母は、日本語の母と比べて、数も多く、の種類も多様です。主な特徴としては以下の点が挙げられます。

の種類の多さ: 英語には、日本語の5つの母に加えて、より多くの種類の母が存在します。その数は、発記号の種類によっても異なりますが、一般的に12〜20程度の母素があると言われています(二重母を含みます)。

 

の長さの区別: 英語には、日本語にはない「母の長さ」による意味の区別があります。同じようなでも、長く発するか短く発するかで、全く別の単語になることがあります。(例: /iː/ (see) と /ɪ/ (sit))

 

舌や唇の動きの複雑さ: 英語の母を発する際には、日本語よりも舌の前後・上下の位置、唇の丸め具合などがより細かく変化し、を作り出します。

 

曖昧母(シュワー)の存在: 英語には、強く発されない節でよく現れる、曖昧な(/ə/ - シュワー)があります。これは日本語には明確には存在しないです。

 

二重母の存在: 1つの節の中で、母色が滑らかに変化する「二重母」が豊富にあります。(例: /eɪ/ (say), /aɪ/ (my), /oʊ/ (go), /aʊ/ (now), /ɔɪ/ (boy))

英語の主な母の種類(IPA発記号と共に)

ここでは、英語の代表的な母を、国際記号(IPA)と共に、発のポイントを簡単に説明します。

 

短い母

/ɪ/ (sit): 「イ」と「エ」の中間のような。日本語の「イ」よりもやや口を横に開き、舌を少し下げて発します。

/e/ (bed): 日本語の「エ」に近いですが、もう少し口を縦に開き、舌をやや高く保ちます。

/æ/ (cat): 日本語の「ア」と「エ」の中間のような。口を大きく横に開き、舌を低くして発します。

/ʌ/ (cut): 日本語の「ア」に近いですが、喉の奥から響かせるような、少しこもったです。

/ʊ/ (put): 日本語の「ウ」よりも唇の丸めが弱く、喉の奥で軽く響かせるようなです。

/ɒ/ (hot): アメリカ英語でよく使われる。日本語の「ア」よりも口を丸く開けて、喉の奥から発します。イギリス英語では /ɔ/ で発されることが多いです。

/ə/ (about): シュワーと呼ばれる曖昧母。口や舌に力を入れず、軽く「ア」と「ウ」の中間のようなを出します。

 

長い母

/iː/ (see): 日本語の「イー」よりも長く伸ばし、口を横にしっかりと開いて発します。

/ɑː/ (father): 日本語の「アー」よりも喉の奥を広く開けて、長く伸ばして発します。

/uː/ (too): 日本語の「ウー」よりも唇を強く丸めて突き出し、長く伸ばして発します。

/ɜː/ (bird): 舌の中央を少し持ち上げ、喉の奥を響かせるような。日本語には近いはありません。

/ɔː/ (caught): 口を丸く開け、喉の奥から長く伸ばして発します。アメリカ英語では /ɒ/ で発されることもあります。

 

二重母

/eɪ/ (say): 「エイ」のように、/e/ から /ɪ/ へと滑らかにを変化させます。

/aɪ/ (my): 「アイ」のように、/æ/ または /ɑ/ から /ɪ/ へと滑らかにを変化させます。

/oʊ/ (go): 「オウ」のように、/o/ または /əʊ/ から /ʊ/ へと滑らかにを変化させます。

/aʊ/ (now): 「アウ」のように、/æ/ または /ɑ/ から /ʊ/ へと滑らかにを変化させます。

/ɔɪ/ (boy): 「オイ」のように、/ɔ/ から /ɪ/ へと滑らかにを変化させます。

/ɪə/ (near): /ɪ/ から /ə/ へと滑らかにを変化させます。

/eə/ (hair): /e/ から /ə/ へと滑らかにを変化させます。

/ʊə/ (tour): /ʊ/ から /ə/ へと滑らかにを変化させます。

 

日本語の母との比較

日本語の母は、英語の母に比べて数が少なく、色の変化も比較的少ないです。例えば、日本語の「ア」は、英語の /æ/, /ʌ/, /ɑː/, /ɒ/ など、複数の異なるに対応することがあります。同様に、日本語の「イ」は /ɪ/, /iː/ などに対応します。

 

ボイストレーニングにおける英語の重要性

英語う際や、英語でのコミュニケーションにおいては、これらの英語の母を正確に発することが非常に重要です。

の明瞭さ: 正しい母の発は、英語の単語を正しく伝えるために不可欠です。

ネイティブに近い発英語らしい自然な発を身につけるためには、英語特有の母色や長さを習得する必要があります。

唱における表現力: 英語では、母の響きや変化が、楽曲の雰囲気や感情表現に大きく影響します。

 

英語の習得のヒント

リスニング: ネイティブスピーカーの発を注意深く聞き、それぞれの母の違いを意識しましょう。

練習: 記号を参考にしながら、実際にに出して練習しましょう。舌や唇の動きを意識することが大切です。

と聞き返し: 自分の発を録して聞き返し、ネイティブスピーカーの発と比較してみましょう。

専門家の指導英語の発に詳しいボイストレーナーや語学講師の指導を受けることは、効率的な学習につながります。Lillaミュージックでは【英語発音矯正コース】もあり、ネイティブの先生にいきた母を学ぶことができます。

 

英語の母は、日本人にとっては少し難しいと感じるかもしれませんが、一つ一つのの違いを理解し、丁寧に練習することで、必ず習得できます。

韓国語の母の特徴

韓国語の母は、日本語の5つよりも多く、英語ほど複雑ではありませんが、いくつかの点で独自の特徴を持っています。

 

基本母と複合母韓国語の母は、単独で発される「基本母」と、複数の母が組み合わさって一つの節をなす「複合母(二重母を含む)」に大きく分けられます。

舌の位置と唇の形: 韓国語の母の発は、日本語と同様に、舌の前後・上下の位置と唇の丸め具合が重要になります。ただし、日本語にはない舌の動きや唇の形が必要な母も存在します。

調和の概念: 古典的な文法には「母調和」という概念がありましたが、現代語ではその影響は薄れています。しかし、一部の擬語や擬態語にはその名残が見られます。

 

韓国語の主な母の種類(発表記と共に)

ここでは、現代韓国語で一般的に使われる母を、代表的な発表記と共に、発のポイントを簡単に説明します。厳密には発記号(IPA)で示すべきですが、ここでは分かりやすさを重視してカタカナ表記を多用します。ただし、完全に一致する日本語のはない場合が多いことをご了承ください。

 

基本母(単母

ㅏ (a): 日本語の「ア」に近いですが、もう少し口を大きく縦に開いて発します。

ㅑ (ya): 「ヤ」と発しますが、「ア」の口の形で「イ」の要素を加えて発するような感覚です。

ㅓ (eo): 日本語の「オ」と「ア」の中間のような。口を少し開き、喉の奥から出すようなです。「オ」ほど唇は丸めません。

ㅕ (yeo): 「ヨ」と発しますが、「ㅓ」の口の形で「イ」の要素を加えて発するような感覚です。

ㅗ (o): 日本語の「オ」よりも唇を丸めて突き出して発します。

ㅛ (yo): 「ヨ」と発しますが、「ㅗ」の口の形で「イ」の要素を加えて発するような感覚です。

ㅜ (u): 日本語の「ウ」よりも唇を強く丸めて突き出して発します。

ㅠ (yu): 「ユ」と発しますが、「ㅜ」の口の形で「イ」の要素を加えて発するような感覚です。

ㅡ (eu): 口を横に軽く引き、舌の中央を少し上げて、喉の奥から出すようなです。日本語には非常に近いはありません。「ウ」を平らにしたような、とも言われます。

ㅣ (i): 日本語の「イ」とほぼ同じです。

 

複合母(二重母を含む)

ㅐ (ae): 日本語の「エ」に近いですが、少し「ア」の要素を含んだようなです。

ㅔ (e): ㅐ との発の区別は曖昧になってきており、現代ではほぼ同じように発されることが多いです。強いて言えば、ㅔ の方が「エ」に近いと言えます。

ㅚ (oe): 理論的には「ウェ」に近いですが、「ㅐ」や「ㅔ」と同じように発されることもあります。

ㅟ (wi): 理論的には「ウィ」に近いですが、「ㅜ」と「ㅣ」を続けて発するようなになることもあります。

ㅢ (ui): 発はいくつかあり、単語によって異なります。「ウイ」「イ」「ㅡイ」のように発されます。

ㅘ (wa): 「ワ」と発します。「ㅗ」の後に「ㅏ」が続くようなです。

ㅝ (wo): 「ウォ」と発します。「ㅜ」の後に「ㅓ」が続くようなです。

ㅙ (wae): 「ウェ」に近いで、「ㅘ」と「ㅐ」が組み合わさったようなです。

ㅞ (we): 「ウェ」に近いで、「ㅝ」と「ㅔ」が組み合わさったようなです。

 

日本語の母との比較

韓国語には、日本語の「ア・イ・ウ・エ・オ」に比較的近いが存在しますが、完全に同じではありません。特に「ㅓ (eo)」や「ㅡ (eu)」は、日本語には近いがないため、意識して練習が必要です。

韓国語には、日本語にはない「ㅑ, ㅕ, ㅛ, ㅠ」のような、半母(yの)を含む母があります。

複合母の種類が多いのも特徴です。

 

英語の母との比較

英語ほど母の数は多くありませんが、日本語よりは多いです。

英語のような母の長さによる意味の区別は、基本的にありません。

英語のシュワーのような曖昧母に近いはありますが、頻度は高くありません。

ボイストレーニングにおける韓国語母の重要性

韓国語のう際や、韓国語でのコミュニケーションにおいては、これらの母を正確に発することが重要です。

の正確性: 正しい母の発は、単語の意味を正しく伝えるために不可欠です。

自然な発: 韓国語らしい自然な発を身につけるためには、韓国語特有の母色を習得する必要があります。

唱における表現力: 韓国語のでは、母の響きが、詞の感情や楽曲の雰囲気を伝える上で重要な役割を果たします。

 

韓国語母の習得のヒント

リスニング: ネイティブスピーカーの発を注意深く聞き、それぞれの母の違いを意識しましょう。

記号の学習: 可能であれば、国際記号(IPA)で韓国語の母を確認すると、より正確な発が理解できます。

練習: 記号やカタカナ表記を参考にしながら、実際にに出して練習しましょう。口の形や舌の位置を意識することが大切です。

と聞き返し: 自分の発を録して聞き返し、ネイティブスピーカーの発と比較してみましょう。

専門家の指導: 韓国語の発に詳しい先生ボイストレーナー指導を受けることは、効率的な学習につながります。

LillaミュージックスクールにはK-POPコースも存在し、生きた韓国語でも学ぶことができます!

 

韓国語の母は、日本語話者にとって、いくつかの点で新しい発を習得する必要がありますが、根気強く練習することで必ず身につけることができます。

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概要

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住所 大阪府大阪市中央区博労町4丁目7-7 南船場チェルシー6階
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